アートマネジメント講座 #004:
サウンド・アート
Category: アートマネジメント講座
#004
サウンド・アート
2014.10.30 (thu)
講師:安野太郎
[日本大学芸術学部研究員]
■講座概要
「ロボットの音楽とそのセルフマネージメント」
ロボットとは人間の身体機能の拡張であるという前提から、古今東西様々な試みが行われているロボットによる音楽を、拡張の指向性(どんな方向に拡張しているか)を軸に比較分析した解説を行った。
また、私は作家として自らも音楽演奏ロボットの制作、作曲を実践している。ロボットの制作においてはメディア芸術のシーン、作曲においては現代音楽のシーンと、私の活動は視点によって扱われるシーンが変化する。そのような若干曖昧な自分の作品をどのようにセルフマネージメントしているかの紹介も兼ねて、自作の最新作の解説も現場からの視点で行った。
①演奏とテクノロジー
②作曲とテクノロジー
③見せる音楽
④ゾンビ音楽の理念
■講演者プロフィール
1979年生まれ。作曲家。代表作は映像に映ったものを言葉で描写していくパフォーマンス『音楽映画』シリーズやサーチエンジンで検索されたピアノ曲を全て弾くコンサート『サーチエンジン』、『ゾンビ音楽』等。平成20年度(第12回)文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品 「サーチエンジン」、平成25年度(第17回)文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品 「デュエット・オブ・ザ・リビングデッド」。