芸術論講座 #001: 
								
								
					
#001 表現プラットフォームの横断とマネジメント 
2014.12.11 (thu)
講師:向井知子 
 
■講座概要 
各領域におさまらない創作上のアイディアや技術を共有してい くには、それを支えていくマネジメントの横断性もまた、とても大切です。表現の発表に際しては、既存のプラットフォームにあわせた成果の つくりかたが求められます。そこには各領域特有のマネジメント上の流儀が存在するわけです。そのため、現状、マネジメント従事者が、それ ぞれの領域を越えたプロダクションに必ずしも対応し切れない場合も多々ある訳です。本芸術論では、展示型の芸術と上演型の芸術では、マネ ジメントの組み立て方がどのように異なるのかを解説しながら、領域横断型アートプオジェクトにおけるマネジメントの問題点について考察し ます。
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■講演者プロフィール 
1991年武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業、1996年 ケルンメディア芸術大学大学院修了。
				
			 
							
		
			
				
					アートマネジメント講座 #006: 
								
								
					
#006 ソニフィケーション 
2014.11.27 (thu)
講師:寺澤洋子 
 
■講座概要 
今回のアートマネジメント講座は,テクノロジーを中心にすえて,音楽とのインターセクションを探るというテーマであり,私の研究領域であるデータ可聴化に ついてレクチャーを行った。まず歴史的な背景を紹介し,学問領域のあり方と,最新の研究成果のレビューを行った。そのうえで,科学技術としての側面,芸術 的表現としての側面について考察を深めていった。データ可聴化を行う際には,プロジェクトの目的は何か,ターゲットとするクライアントは誰か,といったことが,音のデザインを決定づける要素となる。その点についても触れ,科学的応用と芸術表現では,デザインにどのような変化があるかを実例と共に示した。
①聴覚の空間性
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■講演者プロフィール 
電気通信大学電子工学科・同大学院修士課程電子工学専攻修了。スタンフォード大学音楽学科CCRMA修士課程・博士課程修了。 Ph.D. (Music). スタンフォード大学 Centennial TA Award(2006),パリ国際芸術都市アーティスト・イン・レジデンス(2007),IRCAM訪問研究者(2007),AES教育財団ジョン・アーグル記念奨学金(2008),IPA未踏スーパークリエータ(2009)。先端芸術音楽創作学会運営委員。International Community for Auditory Display, Board Member.
				
			 
							
		
			
				
					アートマネジメント講座 #005: 
								
								
					
#005 インスタレーション 
2014.11.13 (thu)
講師:山元史朗 
 
■講座概要 
アートセンターの設立の裏側や地方で行われいる大規模なアートイベントの実例を紹介した。主にYCAM、札幌国際芸術祭、道後オンセナート、文化庁メディ ア芸術祭地方展などを中心に地方自治体主体で行われる文化事業の問題点や今後の課題、展望などを実際の現場に係わってきた立場から考察した。
①ファシリテーション
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■講演者プロフィール 
1970年大阪生まれ。筑波大学芸術研究科修了。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)の設立時助手、山口情報芸術センター(YCAM)の開館準備室からの勤務、日本科学未来館の技術スタッフを経て現在フリーランスの展示技術者。国内外の大規模なアートプロジェクトや展覧会にテクニカルディレクターとして多数従事。
				
			 
							
		
			
				
					アートマネジメント講座 #004: 
								
								
					
#004 サウンド・アート  
2014.10.30 (thu)
講師:安野太郎 
 
■講座概要 
「ロボットの音楽とそのセルフマネージメント」
ロボットとは人間の身体機能の拡張であるという前提から、古今東西様々な試みが行われているロボットによる音楽を、拡張の指向性(どんな方向に拡張しているか)を軸に比較分析した解説を行った。
①演奏とテクノロジー
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■講演者プロフィール 
1979年生まれ。作曲家。代表作は映像に映ったものを言葉で描写していくパフォーマンス『音楽映画』シリーズやサーチエンジンで検索されたピアノ曲を全て弾くコンサート『サーチエンジン』、『ゾンビ音楽』等。平成20年度(第12回)文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品 「サーチエンジン」、平成25年度(第17回)文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品 「デュエット・オブ・ザ・リビングデッド」。
				
			 
							
		
			
				
					アートマネジメント講座 #003: 
								
								
					
#003 メディア・アート 
2014.10.17 (fri)
講師:松村誠一郎 
 
■講座概要 
本講座では体験型インスタレーション作品の展示について、出展作家の立場から現場で発生する問題やその対処方法、設営作業の留意点についての講義を行った。私は2001年から「音とインタラクション」をテーマにした作品制作と国内、海外での展示を行ってきた。特に2010年より私が参加してきた「魔法の美術館」展はこれまでの総来場者数が100万 人を越える体験型メディアアートの展覧会シリーズであり、国内各地の国立・県立美術館、私営美術館、ギャラリーにて展示を実施してきた。現在も継続的に展 示が展開されているこの展覧会への参加を通して得られた私の知見は作家の立場のものであるが、アートマネージメントに携わる方々にも参考になるものと思われる。
①メディア・アートの現状
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■講演者プロフィール 
慶応義塾大学環境情報学部環境情報学科卒業。株式会社セガ・エンタープライゼス(現 セガ)アミューズメントソフトウェア研究開発部サウンドセクション。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。文化庁新進芸術家海外研修制度およびポーラ美術財団海外研修プログラムの助成により、デンハーグ王立音楽院ソノロジー研究科ソノロジーコースに留学。東京大学大学院学際情報学府博士後期課程修了。東京藝術大学芸術情報センター助教を経て現職。東京藝術大学非常勤講師を兼任。
				
			 
							
		
			
				
					アートマネジメント講座 #002: 
								
								
					
#002 現代音楽マネジメント 
2014.10.2 (THU)
講師:伊藤弘之 
 
■講座概要 
2001年より2014年まで毎年、私は、福井県越前市で開催されている「武生国際音楽祭」に参加して来た。
①音楽祭
 
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■講演者プロフィール 
カルフォルニア大学サンディエゴ校大学院博士課程修了。博士号を得る。
				
			 
							
		
			
				
					アートマネジメント講座 #001: 
								
								
					
#001 ガイダンス/サウンド・テクノロジー 
2014.9.11 (thu)
講師:川上央 
■講座概要 
[ガイダンス]
講義テーマ:サウンド・テクノロジー
■講演者プロフィール 
日本大学大学院芸術学研究科中退・博士(芸術学)。2005年フランス国立音響音楽研究所サウンドデザインチーム招聘研究員。これまでに、湯浅譲二氏の電子音楽のリアリゼーション、フランス国有鉄道モンパルナス駅の誘導音デザイン、国内電機メーカーのエレベータや自動車関係の音のデザインなどを手がける。日本音響学会音のデザイン調査研究委員会幹事、日本音楽知覚認知学会理事。